SWOT分析は、自社の内部要因と外部要因を分析して戦略を立てる手法です。
今回は、SWOT分析の基本的なやり方とSWOTテンプレートをエクセルとパワーポイントで紹介します。SWOTテンプレートを活用して戦略立案に役立ててください。
SWOTテンプレート
エクセル版
エクセル版のSWOT分析テンプレートです。一般的なSWOT分析をエクセルの表で表現しています。
パワーポイント版
パワーポイント版のSWOTテンプレートでは、パワーポイントの表で内部要因、外部要因に対する強みと弱み、機会と脅威を整理して分析します。
SWOT分析とは
SWOT分析とは、情報を整理して自社の強みと弱み(内部要因)と周囲の市場環境(外部要因)が自社にとって、プラスの要因(機会)なのかマイナスの要因(脅威)なのかを区分する分析方法です。
基本的なSWOT分析のやり方
SWOT分析をする際には、目的を明確にする必要があります。実際にSWOT分析をして何を達成するのか決めておかないと、単に外部要因と自社の特徴を分析しただけになっていまいます。
内部要因は自分たちの努力で改善することが可能な要因であり、外部要因は改善することができないのでどう対応するか戦略が必要になることがわかります。
Strength(強み)
自社の強みを整理します。強みとしては、資金力、技術力、営業力、組織力、販売や技術のネットワーク、業界のポジションなど競合他社と比較して優位性を挙げていきます。
注意点としては、最終的な目的を達成するための強みであることです。
Weakness(弱み)
Weakness(弱み)とは、目標達成のために重要な要素であるのに、競合他社よりも劣っている部分です。「弱み」を分析することで改善して目標達成の可能性を上げるのか、「強み」を伸ばして「弱み」をカバーするのか戦略を立てる必要が出てきます。
Opportunity(機会)
目標達成に有利になるような外部要因があるかどうかを検討します。他社より有利な状況であれば、それを活用する方法、有意差が少なければ有利な点がないか洗い出してみます。
Threat(脅威)
Threat(脅威)は、Opportunityの反対で外部要因によって問題となりうる要素のことです。外部の脅威を洗い出すことで、「脅威」を回避できるか、弱めることができるかを検討します。
まとめ
SWOT分析は、戦略立案のためのフレームワークとして有名です。
名前はよく耳にしますが、実際に何のために分析するのかがわかりにくい手法なので、SWOTテンプレートをもとにSWOT分析のやり方を学んでください。
参考記事:
パワーポイントテンプレート