この記事ではインボイス対応のエクセルとPDF版の個人向け請求書テンプレートを登録不要で無料ダウンロードできます。

個人向けの請求書は、フォーマット自体は法人向けと変わらないため、通常の請求書テンプレートを個人用に編集しても構いません。 しかし、業種によっては、源泉徴収税を差し引くことがあるためそれに対応したテンプレートが必要です。

 

PDFの請求書をオンラインで作成できる。請求書PDF作成ツールをリリース。スマホでも使用できます。
請求書PDF作成ツール
法人向けの請求書テンプレートは、以下よりダウンロード可能です。

▼ 参考記事

法人向け請求書テンプレート

個人向け請求書テンプレート

個人(個人事業主)向けの請求書テンプレートが登録不要、無料でダウンロードできます。 合計や消費税は、エクセルの関数で自動的に計算されます。

インボイス制度の登録番号は、個人の場合はT+13桁の番号を記載します。場所は特に決められていませんが、通常は発行者の下部に記載すればいいでしょう。(テンプレートにはダミーの番号T0000000000000が記載されています。)

源泉徴収対応版

源泉徴収税欄が必要な場合の請求書です。 個人が次のような種類の業務で報酬を請求する場合には、支払側が源泉徴収をする必要があります。その場合は、請求書に源泉徴収税を計算する欄が必要になります。

1. 原稿料や講演料
2. 弁護士、司法書士などの特定の資格を持つ人
3. Webサイトやロゴなどのデザイン料
4. その他特定の業種や業務

詳細については、以下の国税庁のページで確認してください。
源泉徴収が必要な報酬・料金等とは 国税庁

源泉徴収税は、エクセルの関数で自動計算するようになっています。 テンプレートの計算式は、以下のようにしています。一般的には端数は切り捨てなのでINT関数で切り捨てますが、提出する会社によって計算方法は異なるので、適時修正してください。

INT(IF(請求額<=1000000,請求額*10.21%,(請求額-1000000)*20.42%+102100))

Googleスプレッドシート版 請求書

Googleスプレッドシート版のシンプルな個人向け請求書です。以下のリンクから表示できますが、そのままで編集はできませんのでエクセルやCSVでダウンロードするか、シートをコピーして自分のスプレッドシートに貼り付けしてください。

googleスプレッドシート版 請求書

Googleスプレッドシート版 個人向け請求書テンプレート

エクセルへのダウンロード方法

  1. スプレッドシートを開く
  2. メニューから「ファイル」をクリック
  3. スプレッドシートのファイルをクリック

  4. 「ダウンロード」をクリックしてダウンロードしたい形式をクリック
  5. スプレッドシートのダウンロードしたい形式をクリック

まとめ

個人やフリーランス、個人事業主で使用できるインボイス制度対応の請求書のテンプレートをエクセル、PDFの両方のフォーマットで紹介しました。

請求書は、商品やサービスの対価を請求するための重要な帳票です。 請求漏れが無いように、記録をとって管理するようにしましょう。

取引先が増えて、請求書の発行が多く管理が煩雑になってくれば販売管理や請求管理システムの導入を検討すると便利です。 クラウドで管理できる会計サービスなら、請求書の発行だけでなく確定申告までできてしまうものもあるので、余計な手間が大幅に削減できます。

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