「内定通知書」は、書類選考や面接で採用することに決めた応募者に対しを送付する書類です。
今回は、新卒採用や中途採用時に使える内定通知書テンプレートを紹介します。
内定通知書テンプレート
内定通知書のテンプレートは、応募者に関わらず基本的なフォーマットは同じです。新卒者に対する内定通知書と中途採用者に対する内定通知書では文言や提出してもらう書類が若干異なります。
中途採用時の内定通知書
中途採用時に使用できる内定通知書のテンプレートです。新卒時と大きくは変わりませんが、文言と期待の言葉が若干異なります。
新卒採用時の内定通知書
新卒者への内定通知では、応募と来社のお礼の言葉が中途採用者と若干異なります。以下のテンプレートでは、新卒採用時の内定通知書の例文が記載されています。
採用通知書テンプレート
採用通知書テンプレートでは、採用後の待遇を記載しています。部課や給与、賞与、試用期間などの条件や待遇面を通知書に添付しています。
待遇は、通常は「労働条件通知書」として送付されることが多いですが、内定通知書に書く場合もあります。
内定通知書の書き方
内定通知書には、決まったフォーマットというものはありませんが、以下のような項目やその一部が記載されることが多いです。
- 時候の挨拶
- 採用試験の応募に対するお礼
- 採用内定の連絡
- 同封書類
- 返送書類の期限
- 入社日
- 問い合わせ先
- 待遇や労働条件
上記の項目すべてを記載しなければならないわけではありません。同封書類は別途送付する場合はその旨を、待遇や条件は「労働条件通知書」として後で提示する場合もあります。
厚生労働省に掲載の採用時に明示しなければならない書類としては、以下のように労働条件を明示する必要があるとされています。
採用時に明示するもの 厚生労働省
内定通知書はいつ出すか
内定通知書を内定者に出すタイミングは、会社として内定を決めて、電話もしくはメールで本人に内定を伝え、入社の意思を確認したら押印し速やかに本人に郵送します。
内定を承諾した場合、内定者から受託印を押されて返送される流れになります。
まとめ
内定通知書や採用通知書は、企業への応募者に対し採用決定を通知するものです。しかし、文書の送付が遅かったり、誤字脱字など正しく書かれていないと、内定者が不安になってしまうこともあります。
内定者が不安に感じないように、内定が決定したら、内定通知書は素早く正確に送付しましょう。